2016年7月22日金曜日

夏の名曲6選

夏ですね。
いよいよ暑くなって参りました。
皆さんは夏が好きですか?
私は苦手です。
私は汗っかきなのでこの季節は本当いつも以上に気持ち悪い生き物に成り下がるんすよね。なんか一人だけ汗かいているみたいな気がして恥ずかしくなって余計に汗かいちゃうんすよね。なんかこう惨めな気分になるす。
そんな厄介な季節ですが、夏をテーマにした曲で結構好きなものが多いので突発的に紹介してみようかと。お気に入りの自分オリジナルのミックステープみたいな感じなんで、さらっと聴いてみていただければ幸いです。

The Mad Capsule Markets/All Time In Sunny Beach
日本のデジタルハードコア!中学生か高校生くらいかな?「OSC-DIS」を買ったのは。
当時の自分にはちょっと悪そうな感じがたまらなくかっこ良く見えました。
今きいてもカッコいい。シンプルなイントロで無限に頭振れる。夏!

Deftones/My Own Summer
「雲よ太陽を押しのけろ」というサビが印象的なまさに夏嫌いのための夏アンセム。
Chinoのまったりとしたボーカルがまとわりつく夏の湿気を彷彿とさせて開放感ゼロ。不快指数マックスでフラストレーションがたまっていくみたいなテンションのあがり方で非常にかっこ良し。「神は舌を動かしていると思う」というフレーズ、なんかの慣用句なのかな。

七尾旅人/八月
日本のシンガーソングライターの曲。ピアノとギターと歌という非常にシンプルなアンサンブル。そして非常にポップなメロディという自分の好みの中では結構異色かもしれない。なんというか声が良いですね。薄幸の美少年という感じで色気というか儚さがあるです。大好きな君にもう会えない感じ。切ない。この曲は入っていないのですが七尾旅人さんの1stアルバムはどの曲もすげー良いです。なかでも「ガリバー」という曲は自分的にJ-POPの金字塔的な。

Coaltar of the Deepers/夏の行人坂
日本のオルタナティブロック/シューゲイザーバンド。このバンド、私は中学生のときから聴き始めて今でもすげー好きです。この曲は四季4曲ある行人坂シリーズの中の一つ。暑い夏の日に見た白昼夢みたいな、暑くて朦朧と揺れる陽炎の様な曲。独特の世界観を持つ歌詞が私の中二心に刺さったものです。行人坂には未だ行った事ないす。Deepersには他に「The End of Summer」という曲もあってそっちも良いです。

Vampillia/endless summer
日本は大阪のブルータルオーケストラがツジコノリコさんをボーカルに迎えた1曲。
結構おふざけがすぎるバンドだけどこういった曲を平気でボンボン作ってくるから困ります。エンドレスと銘打つ割には夏の終りをテーマに切なさで心の琴線を揺らしまくる。夏の狂騒を思わせる爆走が霧散した後のツジコノリコさんのウィスパーボイスで昇天できる。終わらない、というよりは終わらせたくない、という気持ちなのかもしれないです。

降神/帰り道
降神名義だが曲自体は、降神のメンバーなのるなもないの1stアルバム「Melhentrips」に収録されてます。これも終り行く夏の楽しさをこれでもかというくらいぶち込んだ切ない名曲。すごいのは基本的に前向きなリリックで構成されているところ。つまりそんな楽しい情景がもう終わっちゃうんだな、と聞き手が思って初めて完成する様な。鮮やかに瞼の裏に夏の情景が浮かび上がる。目をつぶって聴く曲。

という訳でした。もっと色々ありそうな気がしているんですけど、とりあえずぱっと思い浮かんだのはこの6曲。
振り返ってみるとほぼ日本ですね。日本の夏が上手く曲にとけ込んでいてそこにすごい季節感と言うか、シンパシーを感じるのかもです。
夏は苦手なのですが、でっかい入道雲の浮かぶ青い空、五月蝿いくらいの蝉の声、そして澄んだ波の打ち寄せる真っ白い砂浜、夏の風景は圧倒的に美しいですね。夏の終りの夕焼けにはいつも心を打たれます。もっと素直に夏を好きになりたい。(多分今は嫌いというか嫉妬みたいな気持ちが大きいのだと思います。)
気に入ったら是非音源買ってみてください。
それからあなたの夏のオススメの曲があれば是非教えていただければと。

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