2016年10月31日月曜日

(音楽という)趣味にかかるコスト

10月末日。
昼休みにシェーキーズに行くことに。ピザ食べ放題のあの店行くのは学生時代ぶりだ。量で満足する店だが味もそれなりに美味しいと思う。気楽な舌でよかった。

一緒に行った上司は元バンドマンで今も音楽が趣味。
寝る間を削って管楽器に熱中している。
新しい楽器が欲しいのだけどやってる人口が少ない管楽器はかなりの値段がするものだ。
「ちょっと趣味にしては高くないすかね」と尻込みする私に上司はいう
「音楽好きだよね?ちょっとざっと計算してみ?」
私の持っている曲をiTunesで調べると14,751曲、
そのうち1割は友人から借りたものだとして自分で買ったのは13,276曲、
難しいが1アルバム10曲収録だとして(グラインド系とドゥーム系には隔たりがあるだろうが)、アルバムにすると1,328枚、
1枚の単価を2,000円にしようか、正直デジタルで買うことが増えた最近も加味するともう少しやすい気もするがレコードも買うし、
これでなんと総額2,655,180円。
すごい適当な計算だし、実際にはライブに行ったり、レコ屋行くまでの交通費だったり音楽につぎ込んだお金でいうと確実に300万は超えてきそう。
上司の欲しい楽器が余裕で何本か買える。
タバコを吸わなきゃベンツが買えますよ、の小話が思い浮かぶ。
私は純粋に楽しむためにお金を使い、満足しているわけだから、別にこれから先も音楽にお金を払い続けるのだろう。
ただなんとなく音楽を消費者として楽しむ、というのはお手頃な趣味なのかと思っていたからシェーキーズに奇声が響くくらい驚いた。

趣味は楽しみを追求するものだからコスパを求めたってあまり意味はない。逆に金のかかる趣味が面白いわけでもない。
「人生に楽しみなんてございませんよ」という顔で実は人は結構自分の楽しみにお金を払っているのだろう、というのが上司と私の意見だ。
ただ家計簿はつけた方がいいな、と満腹のピザによる寝ぼけ眼で思った。
明日から11月。

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