いわずと知れたシューゲイザーの大立者2013年発表の3rdアルバム。
なんと22年ぶりに、しかも急に発売されて世界を驚嘆の嵐に巻き込んだという噂のあれです。
メンバーも22年前と同じみたい。Black SabbathにしてもCarcassにしても久しぶりに再結成するとメンバーがそろわなかったりするものですが、すごいものですね。
私は昨年あたりにリマスターされた「Loveless」と「EPs」を買っただけのミーハーなファンだから、そこまで強い思い入れがあるわけじゃあないけど、これはいい音楽ですね。
唸るような轟音がずらーっと塗りつぶされていて、その隙間からケヴィンさんビリンダさんの甘いささやき声がメロディアスに聴こえてきます。全体的にゆったりして夢見がちという以前の音楽性を踏襲していて、大きく変更はないと思います。
轟音といってもいわゆるメタルだハードコアの轟音とは違いますよね。なんだかスローモーションにされた巨大な建設現場みたいな世界に放り込まれて、唖然としてたら歌声が聞こえてきたぞ、という感じ。音自体はデカくてはっきりしているんですけど、たどっていくとなんだか曖昧になっていて、全体的にというか結局というかぼんやりとした世界に連れ込まれちゃったなっているんですよね、不思議です。
というわけで、私がおすすめするまでもなくもうみんな聴いているんじゃあないかと思うけど、おすすめです。
ちなみに私はレコード+CD+デジタルダウンロードバージョンを買ったよ。音はもうすでに聴いているけどレコード届くのが楽しみだな~。
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