2013年2月3日日曜日

Old Man Gloom/NO

アメリカのスラッジメタルバンドの4thアルバム。
オリジナルはHydra Head Recordsからで、私の買ったのはボーナスディスクが追加されている日本版でリリースはDatmare Recordingsから。
その道で高名な方々が集まって組まれたスーパーバンドいうやつでして
Aaron Turner  元isis
Nate Newton   Converge
Caleb Scofield  Cave In
Santos Montano Zozobra(上のCalebのバンド)
という面々です。
上の3人が曲ごとにボーカルとっているそうです。
ちなみにみんな大好きPlotkinさんがマスタリングです。

内容的にいうと実験的な要素が強いスラッジメタルでノイズ成分多し、と書くととっつきにくそうですが、意外にメロディがキャッチーだったりしてそんな構えなくても楽しめます。
ノイズな曲、ストレートに疾走する曲、2つの要素を混ぜた曲、ちょっといかがわしいアコースティックな曲、という感じにバリエーションもあるのでこのジャンルにありがちな「いいんだけど曲の区別がつかねえな…」というのもあまりないです。個性の強いメンバーが曲によってそれぞれの持ち味をうまーく出しているのだと思います。
私メタルが好きなのですが、メタルといえば過剰なところが魅力!過剰にすればするほどソリッドになっていきますが、一方で現実から遊離していくのではたからみると滑稽に見えてしまうことも往々にしてあると思います。その過剰さと同居する面白さというのを本人たちが面白がって作っているような印象を受けました。(不真面目に作っているというわけではないです。)

ここでインタビューが読めます。
ふざけているんですけど面白いです。(ふざけているから面白いというのでもないと思います。)
http://www.daymarerecordings.com/extra/oldmangloom/interview_2012_1.htm

一番キャッチーな曲をば。



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