2013年にVictory Recordsから発売された。
普段はあまり聴かないジャンルなのだが、私の大好きなロックバンド「マイナーリーグ」のギタリスト長島さんがTwitterでお勧めしていたので買ってみた。
所謂オールドスクールなハードコアというジャンルにくくられるのであろう音である。
曲が短く疾走感満点でほとんどの曲が2分台でおわる。
ボーカルはハードコア特有の怒りに任せて吐き出すような叫び声。ザクザク刻むギターは結構メタリックな音をしている。ただしリフはあくまでもシンプル。ベースは音が太く、うねるよう。ドラムはテクニックのひけらかしはなし、シンプルで力強い。
全体的にまっすぐな曲構成でストレートど真ん中である。
ハードコア特有のコーラスが要所要所に入るのだが、これが男臭くてかっこうよい。せき立てられているようで、男らしさのかけらもない冴えない私でも何だが応援されているような気がして元気になる。
攻撃的な音楽性はネガティブな感情がその原動力なのかもしれないが、曲として昇華されたそれらは、暴力的なものであるが不思議と爽やかさがある。妙にいじけたり、めそめそしたところは皆無である。ストレートに感情の固まりをぶつけてくる。まさに真剣勝負な音楽性。
メタラーなあなたにもお勧め。
癒し系は好きじゃないけど応援されたいというひねくれた人にもお勧めの元気がであるアルバムです。
とにかくかっこいいタイトルトラックをどうぞ。
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