sunn o)))のスティーブンさんがギタリスト。また、いろんなアルバムのマスタリングとかをやっているプロトキンさんがベースを弾いている。(どーでもいいんですがジャケットに乗っているメンバーの写真がみんな悪そうです。)
バンドは2006年に解散。
Khanateはだいぶ前にファーストアルバムを買ってそのあまりの遅さに辟易して、しばらくほったらかしにしていたのだが、それでもぼんやりと何回か聴いている内に急に大好きに。
いつでも聴ける軽いアルバムではないが、気分にはまれば最高。
2ndアルバムThings Viralと解散後にリリースされたClean Hands Go Foulを購入したのだが、(ほかにも何枚かすごーーくレアな音源が出ているけど僕は持ってない。)なぜだかこの3rdアルバムだけどこにも売ってなくて、まったく期待せずにamazonで頼んだら5ヶ月くらいたって急に届いた。
Khanateは1stが音楽的には一番わかりやすくて、だんだんドローンとか、即興性みたいな(印象です)ちょっと実験的な要素が強くなっていったバンドで、ギターの音も一貫して重いのだけど、バズーだったのがジャギャーン、ブゥオーとかそういう風に変わっていった(印象です)。
このCapture & Releaseは2曲のみ収録で、1曲目が18分、2曲目が25分なので、曲の方もまあだいたい普通じゃない感じね、とわかっていただけるかと思います。
2曲ともに当然音はでかくて重いのだが、曲の長さからいったら音の数が少ないし、静かなパートも結構長い。ただしアンビエントというよりは嵐の前の静けさというか、危険な予兆をはらんでいる感じで結構気が抜けない。
とにかくこのバンドで大好きなのが、ギターのフィードバック音なのだが本作品でもそれが遺憾なく発揮されていてグワアアーぼぼぼぼぼーひぃいいいーーーじゃあああああーといった感じで個人的にはこのひぃいいいーーって所がもうたまらん。
吐き出すような搾り出すような不快感マックスのボーカルが繰り替えす(同じフレーズが何回も出てくる)ボーカルも大好き。
とってもお勧め。
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